ふくろうおじさんのブログ

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正気の沙汰?!

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フィレンツェの風景/Pitti宮殿

今、Tさんがフィレンツェへ行っている。
本人は仕事だと言って、
ブログにそれらしき写真をのっけているが
本当のところは誰にもわからない。
イタリアで仕事をするなんて、正気の沙汰ではない。
あそこは、食って飲んで遊ぶところだ。


知人の陶芸家Hさんが上記のような事を
ご自身のブログで書いていた。

そうなんです!
その「正気の沙汰ではない」ことをやってきた。
毎日、9時から夕方6時まで
時には7時、8時までも!
向こうからの投稿でも書いたが、
こっちにいる時よりも仕事をした。

まるで、天から使命を受けたかのような心境で!
自分でも信じられないくらい。

当初、とにかく2週間で1体の地蔵を彫るつもりだった。
だが、都合3個の石が用意された。
なぜかそれを彫らなくてはならないと思った。

確かに外国、それもヨローパの世界遺産の街、
滅多に行けるところではない。
フィレンツェの街のど真ん中!
そんなところで2週間、
仕事だけして帰ってくる馬鹿は小生くらいだろう!

でも、観光客がまだいない早朝の散歩
少しの時間を使っての工房巡り。
昼食や夕食には近くのレストランへ!
それはそれでフィレンツェの街を楽しんだ。

小生は前にも書いた事があるが、
観光や食べ物には欲求や執着はない。
たまたま与えられたチャンスに
良い仕事ができるだけで嬉しいし楽しい。

誰かが言った!
観光とは名所旧跡を見ることではない。
心の目でその光を観じる事!

フィレンツェで、
3体の石の彫刻作品を完成させた事!
その仕事を通じての人々との交流、出会い!
普段では観じる事の出来ない何かが!

それだけで十分すぎる成果があった。

食って飲んで遊ぶ事は日本でも出来る。

今、与えられた仕事をやりきった!
その充実感だけで十分満足なのだ!


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OWL-DREAM

[ 2010/03/28 20:37 ] 手彫り石彫 | TB(0) | CM(4)
フィレンツェの石作りの街
ものづくりしている人やそれに真剣に向かっている人には
なにか、感覚や感性が
その場所が呼んでいるような気がします
その場所ではやっと巡り会えたような
感じに、嬉しくて無性に創りたくなる
集中力が増し

言葉や習慣がわからなくとも
感性などは同じような人には伝わるのではないでしょうか

計画的な営業的なものではない、そんなときのものづくりは目が輝いている

すみません自分勝手なコメントでした
[ 2010/03/28 21:29 ] [ 編集 ]
ルネサンスの光
キリスト教文明にがんじがらめにされた人間を解放すべく、フィレンツェでルネサンスが起こった。古代ギリシャの人間中心の文明を取り戻そうと、若きダ・ヴィンチ、ミケランジェロたちが立ち上がった。

芸術家が目指すのは、神の栄光ではなく、人間の喜びや悲しみ、愛や憎しみなど、心の奥に潜む精神を描き出すことであった。

その偉大な歴史と伝統、未来への希望と夢。フィレンツェの庶民の生活や建造物の奥には、そうした深い精神が宿っている。

我々アーティストの使命は、まさにその精神の光を観じて、己の作品に生かすことではないだろうか。

天啓を受けてどんな作品を作られたか
とても楽しみにしています。

[ 2010/03/29 16:42 ] [ 編集 ]
後藤アーサーさん
<その場所が呼んでいるような気がします>
そんな感じかな~!!
類は類を呼ぶ。
同じ波長同士で共鳴してるのかな?
[ 2010/03/30 21:01 ] [ 編集 ]
悠風さん
そんな大げさな事ではないが
少なくても、ある一部に媚びした作品だけは作りたくない!!
万人を癒す!そんな作品を・・・・・!
[ 2010/03/30 21:04 ] [ 編集 ]
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