誠一庵18日からの展示会場の旧赤松家(静岡県磐田市)
造船技術の先駆者、赤松則良が明治25年頃に建築した屋敷。
赤レンガを積み上げた門や塀、蔵などが
明治の面影を残す貴重な建物となっている。
敷地内には記念館が新築されており、
赤松家関連の文化財などを展示している。
門・門番所、レンガ塀、三和土塀は県指定文化財
北・南土蔵、南側三和土塀は市指定文化財になっている。
赤松は、江戸時代末期に日本の軍艦として初めて太平洋を横断した
咸臨丸(船長・勝海舟)の最年少乗組員であり、
その後オランダに留学し、造船技術を学んだ。
帰国後は海軍の要職を歴任。磐田原台地の茶園開拓にも尽力した。
赤松の見付への移住は、
幼少の頃目の当たりにした安政の大地震が影響しているという。
見付は地盤が強く、洪水の心配がなく、
親族もいたのがその理由と思われる。
展示会場の内蔵ギャラリー
旧赤松家記念館【ところ】 〒438-0086 磐田市見付3884-10
【休館日】 月曜(祝日の場合翌日)・祝日の翌日、年末年始
【開館時間】 9:00~16:30
【入場料】無料
【アクセス】 JR磐田駅北口1番乗り場から
遠鉄バス30二俣・山東行きバス乗車約10分
「河原町北」下車、徒歩約1分 地図
【 お車で 】 東名高速磐田ICより、約10分
国道1号磐田バイパス豊田東ICから約500m
国道1号加茂川交差点から車で北へ約1km
【お問合せ】 ☎ 0538-36-0340
観光協会のホームページ→
旧赤松家記念館 →
旧赤松家内蔵ギャラリー
誠一庵